便利なネットショッピングですが、クレジットマスターという犯罪があるのをご存知でしょうか。クレジットマスターは、数多のクレジットカードの数字の羅列を作るというものです。

本当に存在するクレジットカードの番号を作ってしまうことが困る点です。現段階では、前もって防止をすることが難しいので、毎月自身がクレジットカードを幾ら使ったかという点をチェックするのが大事になります。

そして、もし心当たりのない利用履歴があったとしたら、すぐにカード会社に連絡をするようにしましょう。対処法が確立されていないクレジットマスターによる被害ですが、無作為にクレジットカードの番号を作り、そうした番号が使えるかどうかを見極めるシステムとなっているため、どの番号に当たるかを予想するのは難しいです。

そういったことから、事前に予防をすることができないのです。もしクレジットマスターにクレジットカードの番号を見つけ出されるとしても、それは日本国内のカードかもしれませんし、イギリスやアメリカのカードかもしれません。

要するに、世界の誰がいつクレジットマスターの被害に遭うかわからないということです。予防策がないということで、私達には起こってしまった後の対応しかできません。前述の通り、クレジットカードの明細をこまめに確認して、早めに発見する手段が適しているでしょう。

もし、身に覚えのない請求がありクレジットマスターの仕業によるものだと判明すれば、盗難保険が適用となります。申請手続きをすることにより、どんなに高額の被害に遭ったとしても、自身の負担額はありません。

有効となっているクレジットカード番号がクレジットマスターで見つけられた場合、暗証番号が必要ないネット通販などで悪用されるケースがあります。とは言え、世界を範囲として行われている犯罪でもあるので、日本のサイトで利用されるかどうかはわかりません。

犯罪者側としては、さほど有名ではないサイトを使うと足が付きにくいと考えるものです。なので、知らないサイトでの利用履歴が明細にあったなら、注意しましょう。海外の通販サイトの明細などであれば見つけやすいのではないでしょうか。

クレジットカードの番号を不正に取得し利用する場合には、犯人側にとってもリスクがあります。通販サイトを使うとしても、足が付かない様に商品の受け取り方も考えなければならないからです。

そうした場合に、他の人に宅配便を受け取るバイトを頼むといったことをするケースもあります。ただ、このパターンでは警察に発見され逮捕されるという事件も起きています。よって、クレジットマスターで発見された番号は、オークションサイトなどで転売されることもあります。

クレジットマスターで知られてしまったカード番号は、不正利用の被害に遭いやすいです。被害に遭ったかどうかに早いうちに気づき、カード番号の変更をしてもらうなどの措置をとることが大事なのです。