メールアドレスがネットで流出していないか気になることはないでしょうか。メールアドレスの流出については、『Have I been pwned?』というサイトにおいて確認することが可能となっています。

使って問題ないのだろうかと思われる方もいるかもしれませんが、Microsoft者のMVP社員の方が、ネット利用者が情報漏洩に危機感を持ち、誰でも無料でチェックできるように設置したサイトだということで、信頼性があります。

これまでに、メールアドレスが流出したというニュースが流れたことがありましたので、心配になっている方もいることでしょう。『Have I been pwned?』で自身のアドレスを検索してみて、もし流出していなければ『Good news – no pwnage found!』と表示される仕組みになっています。

こちらのサイトには、今の段階で流出していなくても、今後もし流出してしまった場合に通知をしてくれる機能も搭載されているということで、大変に便利となっています。Adobeにおいては、メールアドレスが1億5000万件もの数が漏洩したという件がありました。

なので、もしかしたらあなたのメールアドレスも漏洩してしまっている可能性もないとは言い切れないのです。もし検索をして『Oh-no pwned』と表示されてしまったなら、漏洩していることがわかります。

ページの下部にどこで漏洩したかが表示されるので、そこで確認をすることも可能です。例えば、Adobeのパスワードが流出してしまっている場合には、直ちにAdobeのパスワードを変更されることが大事です。

ただ、『Have I been pwned?』では全てのパスワード等流出に対応しているというわけでもないですし、サイトの運営側が確認できた情報のみに限られることから、漏れていないと判定されたとしても、油断をしてはいけません。

メールアドレスの流出では、諸々のパスワードの管理も大事になってきます。知らぬ間に流出してしまったパスワードは、リストに載せられて不正アクセスに使用されます。その中では金銭的な被害も出ているのです。

大作としては、パスワードを使いまわすことなくそれぞれのサイトで違うものを設定することがポイントです。パスワードの設定時にも、誕生日を入れるなど人に予測されてしまうようなものはいけません。

それでも、多くのパスワードを各サイトに設定したとしても、それを覚えるのは容易ではないでしょう。そういった場合には、パスワード管理ソフトやEXCELなどを利用すると管理しやすいのではないでしょうか。

メールアドレスが流出すると、途端に迷惑メールが届くようになることがあります。迷惑メールの送信者に、メールアドレスが渡ってしまったことが考えられます。アダルトサイトや出会い系サイト、占いサイト、懸賞系のサイトなどの運営者が詐欺師であることもあり得ますし、運営者が迷惑メールの送信者に顧客リストのようなものを転売している可能性もあるのです。

迷惑メールの送信者は、メールアドレスを収集する目的で、メールアドレスの存在を確かめています。よって、メールアドレスが実際に使われているのだとわからせないためにも、迷惑メールの配信停止や退会処理などをする必要はありません。